2011年3月19日土曜日

海外脱出

日本は地獄だから海外に脱出という意見を時々見ます。
それが出来る人はした方がいいと本気で思いますが、実際のところ海外での外国人の雇用は日本より厳しいと思います。

よくテレビで、単身渡米してアルバイトして・・というような話を聞くことがありますが、アメリカは基本的に就労ビザ無しでは働けません。
学生ビザでも条件付きで働けたり、他にインターンシップとかで働く等、アメリカで働く方法はいくつかあります。
でも、テレビで紹介されるような単身渡米体験記のアルバイトは違法就労な気がします。

イギリスだと、半年以上の滞在なら学生ビザでも働けたと思います。
でも、イギリス語学留学の条件は数年前と比べると厳しくなりました。
語学留学するにもテストが必要になったようですし、就労可能時間は週20時間までだったのが10時間までになったと思います。

海外で違法就労できるような会社は、日本のブラック企業と同じようなもんだと思います。
サービス残業に休日出勤、低賃金で過酷な労働ということになるでしょう。
しかも、就労がバレてしまうと今後の入国の際に色々面倒なことになります。

本当に海外で働きたいなら、ワーキングホリデーが使える間に何とかした方がいいでしょうね。
それか、海外の大学や専門学校へ進学して色々なコネクションを辿っていくか・・。

料理人は比較的海外雇用の需要が高いと思います。
海外求人系の掲示板を見ても、ほとんどが飲食関係です。
美容師も多いですね。
その辺りのサービス業は海外就労の近道なのかもしれません。
あとは英語が話せるようになるかどうかですが、若ければ何とかなるでしょう。

でも、全くそういうことを生業としていない人にとって、海外就労は厳しいと思います。
よほど英語が堪能でない限り、技術職以外の道はないと思います。
技術職と言っても、ITは難しいかもしれません。
日系企業なら可能性があると思いますけど、日系で働くと日本の労働環境と変わらないと言いますし・・。

海外脱出というのは実は僕にとっても憧れです。
今から実行するには色々足りないものが多すぎるので、憧れで終わる可能性が高いです。
でも、機会があればそういうことも挑戦してみたいですね。

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