2011年3月14日月曜日

人は国を超えて一致団結できる


東北地方太平洋沖地震の被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

被災地の映像を見る度に胸が痛みます。
一人でも多くの命が救われることを心より願います。

日本に生きているなら、ここが地震大国なのは承知の事実です。
皆が常に死と隣り合わせで生きているといっても過言ではないかもしれません。
でも、いざこういう事態になってしまうと「何故・・」としか思えません。

この災害を乗り越えて、また日本は強くなるでしょう。
多くの犠牲者の方々のご冥福をお祈りします。


大勢の人が自然災害によって亡くなりました。
今、国民だけでなく世界各国の人々が一致団結して被災者を救おうとしています。

しかし、日本では年間に3万人もの自殺者が出ています。
交通事故で不慮の死を遂げる人も年間数千人います。
これは人災です。防ぐことが可能なはずなんです。
こんな時だけでなく、普段から皆が一致団結して「数字でしか語られない死」を無くすよう行動できれば、どんなに良い国になるだろうかと感じました。

今回の地震のように毎日中継されていれば惨状を知ることは容易ですが、目に見えない、メディアに露出しない惨状が日本にはびこっています。

後々記事にする予定でしたが、僕自身は過労による鬱症状で死を考えていた時期がありました。
過労から逃れることができ、今では普通に生活していますが、その経験からこのようなブログを書いています。

僕自身が日本社会の犠牲者になっていたかもしれないんです。
法律は救ってくれませんでした。小さな会社同士のいざこざや下請け、派遣等の問題には何の役にも立たないし、弱者にとって不利なことばかりでした。

「契約書は書いてない」→「口約束にも法的効果がある」
「下請けで無茶な労働を強いられている」→「資本金が1,000万円以上の会社からの下請けでないと下請法は適用されない」 
「もう無理、逃げたい」→「損害賠償を請求される可能性がある」

法テラスかどこかに相談した時に絶望しました。
毎日ほとんど寝る間もなく働いて、眠る前には「このまま目覚めたくない」といつも思っていました。
同じような人は僕だけではないはずです。
今まさに、そのような状況にある人もいるでしょう。

国民が一致団結している今だからこそ、こんな人がいることをもっと知ってもらいたいです。

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