2011年3月26日土曜日

日本人は働くために生まれてきたのか

毎日終電まで働くのが当たり前だと思っている人も多すぎます。
そんなのが人間の生活とは思えません。

そんな仕事でも、生きていく為には仕方ない・・と考えて耐えている人も多いと思います。
でもそれって「生きるために働いてる」はずが、「働くために生きてる」になってませんか?

「日本で働くってことはそういうことだ」と割り切っている人が意外と多いように思います。
そういう人を「強い人」と思う人もいると思いますが、僕は「強さ」ではないと思います。
「洗脳」に近いものだと思います。

こんな国は異常だ!と言ってる人の方が正常です。
年間に3万人も自殺する国が正常な国であるはずありません。
でも現実問題、洗脳されて今の日本を受け入れることができた人の方が幸せでしょうね。僕にはできませんけど。

まぁ世の中は悪い会社ばかりではありません。
良い会社もいっぱいあるはずです。
なので、悪い会社に当たってしまったと思ったら、すぐに退職して次を探すのが一番いい方法だと思います。

1日で辞めてもいいんです。
辞めることは恥ずかしいことじゃありません。
職を点々とした・・と聞くと良い感じはしないかもしれませんし、次の就職に不利になるような気がします。
でも、病んでしまう前に辞めないと、それこそ取り返しのつかないことになりかねません。

辞めるって言いにくい空気もあると思います。
でも、自分が思ってるほど周りはそういうことを気にしません。
「あ、辞めるんだ」くらいのもんです。
辞めそうな空気って、それ以前に伝わってたりもしますしね。

会社を辞めてちょっとした旅に出るのも良いと思います。
海外を見てみるのもいいと思います。
日本でバカみたいに働いて病んでいたのが、いかに人生の無駄遣いだったかと思うでしょう。
お金持ちになれなくても、気楽に生きていける方が幸せだったりします。

1ヶ月くらいの長いバケーションが当たり前に取れるような国になってほしいです。

2011年3月19日土曜日

海外脱出

日本は地獄だから海外に脱出という意見を時々見ます。
それが出来る人はした方がいいと本気で思いますが、実際のところ海外での外国人の雇用は日本より厳しいと思います。

よくテレビで、単身渡米してアルバイトして・・というような話を聞くことがありますが、アメリカは基本的に就労ビザ無しでは働けません。
学生ビザでも条件付きで働けたり、他にインターンシップとかで働く等、アメリカで働く方法はいくつかあります。
でも、テレビで紹介されるような単身渡米体験記のアルバイトは違法就労な気がします。

イギリスだと、半年以上の滞在なら学生ビザでも働けたと思います。
でも、イギリス語学留学の条件は数年前と比べると厳しくなりました。
語学留学するにもテストが必要になったようですし、就労可能時間は週20時間までだったのが10時間までになったと思います。

海外で違法就労できるような会社は、日本のブラック企業と同じようなもんだと思います。
サービス残業に休日出勤、低賃金で過酷な労働ということになるでしょう。
しかも、就労がバレてしまうと今後の入国の際に色々面倒なことになります。

本当に海外で働きたいなら、ワーキングホリデーが使える間に何とかした方がいいでしょうね。
それか、海外の大学や専門学校へ進学して色々なコネクションを辿っていくか・・。

料理人は比較的海外雇用の需要が高いと思います。
海外求人系の掲示板を見ても、ほとんどが飲食関係です。
美容師も多いですね。
その辺りのサービス業は海外就労の近道なのかもしれません。
あとは英語が話せるようになるかどうかですが、若ければ何とかなるでしょう。

でも、全くそういうことを生業としていない人にとって、海外就労は厳しいと思います。
よほど英語が堪能でない限り、技術職以外の道はないと思います。
技術職と言っても、ITは難しいかもしれません。
日系企業なら可能性があると思いますけど、日系で働くと日本の労働環境と変わらないと言いますし・・。

海外脱出というのは実は僕にとっても憧れです。
今から実行するには色々足りないものが多すぎるので、憧れで終わる可能性が高いです。
でも、機会があればそういうことも挑戦してみたいですね。

2011年3月16日水曜日

「なぜ略奪ないの?」被災地の秩序、驚きと称賛―米

引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000135-jij-int

略奪というか窃盗はあったようです。

僕の印象ですが、略奪と言うと人を傷つけて物を奪う感じ。
窃盗は万引きとか置き引きのような、奪うんじゃなくこっそり盗む感じですね。

まぁ何であれ犯罪は犯罪です。
でも他国で同じことが起こったとして、略奪・窃盗の件数を比較したら、絶対的に割合は少ないと思います。

海外で略奪が起こるのは当たり前かもしれませんが、大多数の人間が略奪行為を行うわけではありません。
ほとんどの人は日本人と同じように手をとりあって助けあうはずです。
たまたま海外は略奪を行う人の割合が日本より多いだけで、皆同じ人間なんです。
日本人が特別なわけではないと思います。

日本人がいかに平等に教育を受けているか・・ということもあると思います。
あと、教育方針が「皆と足並みを揃えること」に重点を置かれているような節があるので、そういうのも日本人の人格形成に影響していると思います。

そのせいか、日本人は義務とか任務、常識に対して忠実すぎるんですね。
しかも自分が傷ついてでも他を生かそうとするような気持ちを持ちあわせています。

これって災害時はとても美しいです。
でも社会生活ではそれが裏目に出てしまうことが多いと思います。

皆が帰らないから一緒になって残業する。
皆が飲みに行くから本当は帰りたいけど一緒に行く。
皆が手を上げたから自分も手を上げる・・

こんなことってありませんか?
これって日本社会では必要なことかもしれないですけど、こういう事の積み重ねで過労とか欝の原因を作ってることが多いと思います。

いい面だけを残して、悪しき風習をなくすことができれば本当に住みやすい国になるでしょう。
無理でしょうけど・・・。

僕は自分が完全に日本的教育に染まってしまったと感じています。
綺麗な言い方をすれば「自己犠牲の精神で生きてきた」とでも言うんでしょうか。
そのせいでボロボロになりました。

「自己主張」をもっと強くしないと生きていけません。
欝を乗り越えた今の僕は、数カ月前とは別人かもしれないと思う時があります。
ずっと他人の為に生きてきたけど、自分の為に生きてみようと思っています。
これがアメリカで賞賛された日本人像とは反対方向であっても、そうならないといけないと思っています。

2011年3月15日火曜日

震災時「仕事が途中だったけど逃げました」と言える日本人

別段気にする内容でもないし、僕でもそう言うかもしれないけど、この発言って「命と仕事を天秤にかけた」って感じがしてなりません。

命からがら逃げた後に頭によぎるのが「仕事」なのかな。
まぁ気持ちは分かるけど、そうあってほしくない・・

何故こんなに仕事に忠実なのか・・もうちょっと適当でもいいんじゃないのか・・
普通なら聞き流すような話ですけど、今回は妙に違和感を感じました。


石原知事が「津波は天罰」と発言していました。
この発言はどう考えてもNGです。
でも、天罰とは言わないまでも、この狂った日本社会を冷静に見直す機会なのかもしれないと感じました。

ただ大勢の人が亡くなって、多くの人が家や仕事を失っただけで終わってはいけません。
日本人のあり方を今一度考え直す時だと思います。

世界に評価されたことが実は日本人の首を自分自身で絞めていることかもしれません。
評価されたことを素直に受け入れるんじゃなく、否定してみることが必要なのかもしれません。

元通りに戻るのではなく、より良い日本に生まれ変わる大きな切欠になれば良いと思います。

土肥隆一衆院議員 震災ニュースにまぎれて逃げるように民主党離党

3月15日(火)、日本は震災被害の真っただ中です。
連日の震災特番で、普段なら報道されるようなことが報道されないことがあります。
このタイミングで民主党を離党した議員がいます。
民主党の土肥隆一衆議院議員です。

離党でなく議員辞職すべきです。
こんなのが政治家として活動しているのを放置してはいけません。
詳細はwikiを参照

以下記事の抜粋 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000092-jij-pol
民主党の土肥隆一衆院議員(兵庫3区)は15日、島根県・竹島の領有権主張をやめるよう日本政府に求める「日韓キリスト教議員連盟」の共同宣言に署名した問題の責任を取り、離党届を提出し、同党常任幹事会で受理された。兵庫県庁で会見した土肥氏によると、議員辞職の予定は今のところない。

政治家としてダメなやつは他にもいっぱいいるけど、土肥隆一は人間としてもダメなやつです。
このニュースは多分TVで報道されてないし、もうYahooニュースのトピックスからは消えたけど、このブログの記事として残します。

彼は国賊であり売国野郎であり火事場泥棒のような人間です。
何としてでもこいつの政治家生命を絶たなければいけません。

2011年3月14日月曜日

人は国を超えて一致団結できる


東北地方太平洋沖地震の被災者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

被災地の映像を見る度に胸が痛みます。
一人でも多くの命が救われることを心より願います。

日本に生きているなら、ここが地震大国なのは承知の事実です。
皆が常に死と隣り合わせで生きているといっても過言ではないかもしれません。
でも、いざこういう事態になってしまうと「何故・・」としか思えません。

この災害を乗り越えて、また日本は強くなるでしょう。
多くの犠牲者の方々のご冥福をお祈りします。


大勢の人が自然災害によって亡くなりました。
今、国民だけでなく世界各国の人々が一致団結して被災者を救おうとしています。

しかし、日本では年間に3万人もの自殺者が出ています。
交通事故で不慮の死を遂げる人も年間数千人います。
これは人災です。防ぐことが可能なはずなんです。
こんな時だけでなく、普段から皆が一致団結して「数字でしか語られない死」を無くすよう行動できれば、どんなに良い国になるだろうかと感じました。

今回の地震のように毎日中継されていれば惨状を知ることは容易ですが、目に見えない、メディアに露出しない惨状が日本にはびこっています。

後々記事にする予定でしたが、僕自身は過労による鬱症状で死を考えていた時期がありました。
過労から逃れることができ、今では普通に生活していますが、その経験からこのようなブログを書いています。

僕自身が日本社会の犠牲者になっていたかもしれないんです。
法律は救ってくれませんでした。小さな会社同士のいざこざや下請け、派遣等の問題には何の役にも立たないし、弱者にとって不利なことばかりでした。

「契約書は書いてない」→「口約束にも法的効果がある」
「下請けで無茶な労働を強いられている」→「資本金が1,000万円以上の会社からの下請けでないと下請法は適用されない」 
「もう無理、逃げたい」→「損害賠償を請求される可能性がある」

法テラスかどこかに相談した時に絶望しました。
毎日ほとんど寝る間もなく働いて、眠る前には「このまま目覚めたくない」といつも思っていました。
同じような人は僕だけではないはずです。
今まさに、そのような状況にある人もいるでしょう。

国民が一致団結している今だからこそ、こんな人がいることをもっと知ってもらいたいです。

2011年3月12日土曜日

痛みを伴う構造改革

小泉政権時代は「痛みを伴う構造改革」を謳っていましたが、痛みを受けたのは労働者でした。
あの時代に派遣なるものが急速に広まり、企業にとって都合のいい労働者が増えました。
今ではその頃の派遣労働者が真っ先に切られるという状況です。

今度は経営者に痛みを伴わせるような改革が必要だと思います。

残業を払わないという会社、休日出勤当たり前な会社等、ブラック企業が多すぎます。
そんな会社がハローワークに堂々と求人を出せることがおかしいです。

個人が会社を設立するのは自由です。
でも、会社には「人を雇ってもいい許可」を取得する義務が必要じゃないかと思います。
賃金や労働環境の審査を通らないと求人を出せないという仕組みです。

ブラック企業で精神を病んで社会復帰できない人が大勢います。
そうなる以前の対策を打っておかないと、日本は病んだ人ばかりになってしまいます。

2011年3月5日土曜日

労働基準法を守って倒産する会社

「労働基準法を守ってたら会社が倒産する」とか言う経営者もいるかもしれません。
これはヒドイ言い訳ですね。
労働基準法は「最低限」の労働環境を守る為の法律です。
なので、「最低限の労働環境も守れない奴が人雇うんじゃねえ」っていうのが正論だと思います。

でも、実際の世の中、「人雇わないと仕事が回らないけど、労働基準法を守ってたら会社が倒産する」というパターンが多いんじゃないでしょうか?

こういう状況は、下請けとか孫請け、曾孫請・・みたいな連鎖が生んでいると思います。
元請けが出した仕事がどんどん下請けに振られて、実際に仕事をするのは5次請け6次請け・・ということが当たり前です。
当然、下に行くほど中間マージンを搾取されて報酬は安くなります。
報酬は安いけど納期はタイトで、クオリティも求められる・・最悪の仕事になります。

派遣法で多重派遣は禁止されたんですが、下請けはまだまだそういう連鎖があります。
孫請け、曾孫請を禁止すると倒産する会社も多いと思いますが、これが悪い労働環境の発端となっているとすれば、早急に禁止しないといけないのではないかと思います。

企業の大量倒産なんてことになると、色々問題は起こるかもしれませんが、悪いものを排除して労働環境の改善に成功すれば、必ず良い国に生まれ変われると思います。