2011年4月9日土曜日

遅刻が原因で自主退職

僕は遅刻が原因で退職した仕事があります。
その仕事は、9時開始ですが準備があるから8時30分出勤、18時終了で後片付けがあるから18時30分退社という会社です。
でも労働時間として扱われるのは9時-18時でした。
休憩は1時間で実働8時間ということですが、実際の休憩時間は15分くらいでした。
準備と後片付けで別途1時間働いているので、本来なら手当が出ないといけませんね。
当然こんな会社なので残業はけっこうあるけど手当は出ません。

8時30分に出社するってのはサービス労働なんです。
本来、9時までに出社して準備さえできていれば問題ないはずです。

僕は大体8時25〜28分辺りのギリギリの時間に出社してました。
ある日、たまたま上司が僕より先に出社した日に限って、お腹の具合が悪くてちょっと遅れて8時33分に出社しました。
その3分の為に、皆勤手当をカットされ、ボーナスを1万円引かれました。

まぁ出社が8時30分と言われていたので遅刻は遅刻です。
タイムカードがなかったので、日々の出社時刻を証明するものはありません。
たまたまその上司が早く出社した日に遅刻しただけです。
でもその日「いつもこんないい加減なことしてるのか!」と怒鳴られました。
普段は従順な部下だった僕ですが、さすがに反論しましたね。

その上司が言うには、「普通は15分前行動するものだから8時15分に入ってるのが常識だろ」ということです。
どんだけサービス労働させる気?って感じですね。

原因はそれだけじゃないですけど、それが引き金になって僕は退職を決意しました。
何より腹がたったのは、濡れ衣ですね。
毎日ギリギリとはいえ時間内に出社していたものを、一回の遅刻を発見しただけで「いつも」遅刻していると言われたことです。

僕にとってはただ会社を辞めただけで大したことない話ですが、会社にとってみれば今まで育ててきて、やっと使えるようになってきた人材を失ったわけです。
また新しい人を雇うと1から教育し直しです。
そんな手間をたった3分の遅刻をゴチャゴチャ言った為に背負ってしまったわけですね。

仕事に就いて何年かすると、色々と文句を言いたいことが出てくると思います。
でも、上司が何を言ったって人間は簡単には変わりません。
そういう奴だと割りきって、その人の良い部分をもっと伸ばしていく方向で教育していくのが正解だと思います。

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